
変わり続ける! シブヤ系まちづくり
渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、MIYASHITA PARK…渋谷は今、百年に一度のダイナミックな変貌の途上にある。まちづくりのエキスパート41人が語る、未来の街をつくるヒント。
■目次
はじめに
SHIBUYA CHRONICLE 写真でたどる渋谷の歴史
プロローグ
なぜ、渋谷再開発は「100年に一度」といわれるのか
駅や都市基盤の改良に、いくつもの開発が絡み合う
渋谷モデルのまちづくりは「人が主役」
第1章 渋谷とデザイン
デザイン会議=デザインコードではない
渋谷の街のアイデンティティ「アーバン・コア」
ガイドライン型から、多様性を重視した「プロセス型」の景観ルールへ
〈TALK-01〉アーバン・コアでつなぐ、「人の動き」と「街の多様性」
〈TALK-02〉渋谷スクランブルスクエアから考える「街を面白くする」再開発
第2章 渋谷とコミュニティ
行政や事業者、地元の人たち・・みんなでつくるプロジェクト型
ボトムアップ型まちづくりの代表例、渋谷中央街
「渋谷未来デザイン」という新たなまちづくりの実験場
〈TALK-03〉渋谷駅周辺の「まちづくり」のこれまで、そしてこれから
〈TALK-04〉地域と再開発が、深く連携したまちづくり
〈COLUMN 01〉地域やコミュニティと開発が有機的につながる・・渋谷駅南西側のまちづくり
第3章 渋谷とパブリックスペース
渋谷川沿いと高架跡地を開発した「日本版ハイライン」
公共空間と商業施設が一体となった「MIYASHITA PARK」「渋谷パルコ」
都市計画をストリートレベルに落としたプロジェクト
〈TALK-05〉開発から生まれた新しい居場所、渋谷川再生と渋谷リバーストリート
〈TALK-06〉2つの“公園”から見えてくる、パブリックスペースと商業の新しい関係
〈COLUMN 02〉地域連携と収益性の両立する新しい公園モデルを目指して・・渋谷区立北谷公園
第4章 渋谷とマネジメント
なぜ「100年に一度」の開発は、スムーズに進んだのか?
工事をしている最中から情報発信を続ける理由
屋外広告の規制緩和と「渋谷らしさ」
〈TALK-07〉9つの事業者が組んだ”チーム渋谷”による工事調整と広報活動
〈TALK-08〉エリアマネジメントが描く、新しい渋谷のつくり方
第5章 渋谷と未来
渋谷未来デザインというプラットフォームは、なぜ生まれたか
観光資源であり、イノベーションのきっかけになる都市フェス「SIW」
産学官民が連携した、渋谷らしいプロジェクト
〈TALK-09〉渋谷を、多様性あふれる世界最前線の実験都市に
〈SPECIAL TALK〉長谷部健 渋谷区長に聞く 変わり続ける渋谷と未来とまちづくり
著者:渋谷未来デザイン
出版社:工作舎
サイズ:A5変
ページ数:224
発行年:2021.11