ホーム 桂離宮のブルーノ・タウト ドイツ・ロマン主義と禅の精神世界

桂離宮のブルーノ・タウト ドイツ・ロマン主義と禅の精神世界

セール価格 3,960円(税込)

亡命先の日本で桂離宮と運命的な出会いを果たし、その美しさを世界に伝えた建築家、ブルーノ・タウト。『画帖 桂離宮』はタウトが毛筆で一気に描き上げた、二十六葉の桂離宮論=建築空間論である。ドイツ語で書かれた原文を丹念に読み解き、タウトが見出した「関係性の芸術」とその精神に迫る。

■目次

・まえがき 『画帖桂離宮』 とは何か

・第1章 桂離宮『画帖桂離宮』の誕生

  桂離宮のブルーノ・タウト

・第2章 御庭 『画帖桂離宮』の前半の構成と主題

  表紙

  思惟するのは視覚である

  御殿へのアプローチ

  御庭の松琴亭へ

  松琴亭から賞花亭へ

  新御殿の御庭と伊勢

  御庭から導き出された結論

・第3章 御殿 『画帖桂離宮』の後半の構成と主題

  御殿の意匠

  空間の軸と動線

  建築家の三つの条件

  芸術の精神への変換

  惜別の辞

・あとがき 関係性の美学から中動態の美学へ

著者:長谷川章

出版社:工作舎

サイズ:A5

ページ数:300

発行年:2022.08