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秋葉原は今

セール価格 2,860円(税込)

ラジオの街→家電の街→パソコンの街→オタクの街・・と時代を先取りする形で、その姿を次々と変化させてきた秋葉原。どの時代にも共通するのは、戦後の闇市的な渾沌を維持したまま、どの都市とも異なるエネルギーを発し続けていることである。

本書では、単なる街の文化史としてだけではなく、都市再開発とはどのような視点に立つべきか、日本が世界に発信しうる力とは何なのか、をも見通す。

■目次

・第1章 秋葉原電気街

 電気街の成立/家電の街へ

 家電からパソコンへ

・第2章 秋葉原は誰のもの

 商人がやはり一番/江戸っ子気質の住人たち

 秋葉原は企業を惹きつける

・第3章 マニアたちの秋葉原

 アキバ観光/オーバークロッカーたち

 メイド・イン・アキハバラ

・第4章 再開発の動き

 貨物駅の廃止と再開発/秋葉原再開発協議会の発足と役割

 事業者の決定とクロスフィールドマネージメント

 巨大戦艦と電気街

・第5章 秋葉原デザインとその行方

 秋葉原のデザイン都市化/廃校を利用した「アキテンポ」

 秋葉原回遊

・第6章 再開発は終わったが

 再開発の完成/デザイン・コミュニティと秋葉原研究

 再開発はいずこ/秋葉原再開発の問題点を振り返る

著者:三宅理一

出版社:芸術新聞社

サイズ:四六

ページ数:334

発行年:2010.06