お散歩写真概論
まちを散歩中に遭遇しているはずの、「面白、不思議、美的」風景・ものをいかに探し当て写真に収めるか? そして撮った写真読み解いてどのように自分なりのまちの魅力を発見するか? そんな問いを解決すべく、デザイナーで絵地図師・散歩屋の高橋美江さんが、実際に撮影した写真を紹介しながら、その種を明かす実用書です。
いまはやりのまち歩き。単なる名所巡りと勘違いしてはいないでしょうか。美江さんはまちの「ハレ」(=祝祭の場)ではなく、「ケ」(=日常)こそが大事だと説きます。「ケ」の中から自分だけの魅力を発見することにこそまち歩きの面白味があるのです。
カメラ術ではなくまち歩きを一層豊かなものにするための〝写真の心得〟を紹介していきます。
■目次
・序章 散歩と写真と私と絵地図
・1章 基本編「心ワザを磨く 被写体と出会うために」
・2章 応用編「お散歩アート 犬も歩けばアートに当たる」
・3章 実践編「ヨミトク写真 読み解いて本質に迫る」
・終章 アウトプットで写真を楽しむ
著者:高橋美江
出版社:芸術新聞社
サイズ:A5
ページ数:128
発行年:2012.10
