人間の居る場所
近代的な都市計画は、業務地と商業地と住宅地と工場地帯を四つに分けた。しかしこれからの時代に必要なのは、業務と住居と商業と生産の機能が混在し、多様な人々が集まり、有機的に結びつける街づくりではないだろうか。本書では、これからの社会に求められる「横の公共」を提案する。
■目次
・第一部 都市とは何か
・第二部 都市を人間の場所にする
・みんなで面白がって街をつくるラテンのスピリットを
陣内秀信×三浦展
・プライバシー偏重の標準世帯幻想を超えた地域社会圏づくり
山本理顕×三浦展
・第三部 僕もコミュニティデザインをやってみた
・吉祥寺と福井をつなぐ
コメント 倉方俊輔、隈研吾、馬場正尊、開発毅
・横丁から都市をかきまわす
・付論 見田宗介という私のユートピア
著者:三浦展
出版社:而立書房
サイズ:四六
ページ数:313
発行年:2016.04
