
倉吉市役所建設の記憶をたどる 戦後民主主義をかたちにする
丹下健三と岸田日出刀が共同設計し、1956年に完成した「倉吉市庁舎」。その建設記録を、この度65年ぶりに民家で見つかった貴重な資料とともに振り返る。
■目次
・倉吉市役所の建設まで
倉吉市警察署、倉吉町役場の建設
倉吉町役場の浸水、倉吉町役場の火災
倉吉市の誕生、町役場から市役所の建設へ
資材の確保
・市庁舎建設の設計者と敷地の決定
建設位置の決定、設計者の決定
設計を岸田日出刀・丹下健三に依頼したいきさつ
どんな市役所を作るのか、設計者の現地視察
設計期間は3ヶ月、設計変更の過程
工事契約の成立、工事に着工
着工と設計変更、困難を極めた工事
第2期工事の契約整う、大林組の努力
竣工、市民文化ホールの利活用
市民広場の設置とその利用、建築学会賞 受賞
・倉吉市庁舎の見どころ・知りどころ
・維持管理の苦労を知ろう
・市庁舎の資料と小史
著者:倉吉市役所建設の記憶をたどる会
出版社:堂計画室
サイズ:240×240
ページ数:38
発行年:2019.04