コンクリートのデザイン 世界の現代建築家<4人×4作品>の地域的感性
安藤忠雄、リカルド・レゴレッタ、アントワン・プレドック、ウィール・アレッツの4人は、コンクリートがもつ構造的な強さや視覚的な多様性と場所や文化のもつ特性とを一体化し、進歩的で独創的な形態を実現しました。この4人の建築家の建物は,周囲の環境に敏感に呼応するとともに、目の前の環境を越えた記念碑的なシンボルとしての機能も果たしています。地域性の検討が、建築における人間性の復活への根本的な手段だと教えてくれる、彼らの作品を豊富な写真、図面などで紹介します。
ネルソン美術センター、タートル・クリーク邸、アリゾナ科学センター、リオグランデ自然センター アントワン・プレドック/光の教会、近つ飛鳥博物館、ユネスコ本部 瞑想の空間、本福寺水御堂 安藤忠雄/芸術アカデミーの増築、ティルブルフの共同住宅、地方の警察署本部、AZL年金基金本社ビル ウィール・アレッツ/メトロポリタン大聖堂、現代美術館、パーシング・スクエア、モンテレーのオフィスビル リカルド・レゴレッタ
著者:キャサリン・スレッサー
出版社:産調出版
サイズ:B5
ページ数:128
発行年:2001.11
