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シビックプライド 都市のコミュニケーションをデザインする

セール価格 2,090円(税込)

18世紀にイギリスで生まれた「シビックプライド(=市民が都市に対してもつ自負と愛着)」の考え方は、地域活性の切り札として脚光を浴びています。本書は、都市が持続し、豊かになっていくためのコミュニケーションデザインについて、ヨーロッパの都市をケーススタディとして取材、分析。「シビックプライドの育て方」と題された最終章では、組織や人々が具体的にどのような活動をすればいいのかPDCの3つのフェーズで紹介しています。自治体や都市開発に携わる方々だけでなく、建築・デザイン、コミュニケーションビジネスにかかわる全ての方にお薦めの1冊。

■目次

・はじめに 伊藤香織

・第1章 10のケーススタディ

 ケーススタディ・マップ

 ケーススタディに見る都市のコミュニケーション・ポイント

 アムステルダム 「市民こそ都市である」というメッセージ 紫牟田伸子

 (インタビュー)ケッセルスクラマー

 バルセロナ 都市の未来を共有するクリエイティブなキャンペーン 伊藤香織

 (インタビュー)*S、C、P、F...

 ハンブルク まちがつくられるライブ感 北村俊明

 ニューキャッスル/ゲイツヘッド 建築とアートのデリバリー 太田浩史

 マンチェスター シビックプライドの基点「URBIS」ほか 日高仁

 ボルドー まちの求心力としての公共空間 太田あゆみ+太田浩史

 ブリストル トータルな都市デザインでまちが語り始める 佐藤裕+伊藤香織

 (インタビュー)マイク・ローリンソン(シティ・アイディ)

 ブラッドフォード 都市は変われると信じる気持ちを育てる 伊藤香織

 (インタビュー)スクイント/オペラ

 オープンハウス 都市のリテラシーがまちへの愛着を裏付ける 伊藤香織

 英国建築都市環境委員会(CAVE) 都市空間と人々の生活をつなぐ公的機関の可能性 武田重昭

・第2章 5つの論考

 シビックプライドとは何か 伊藤香織

 デリバリーのためのデザイン 紫牟田伸子

 パブリックライフがつくる風景 武田重昭

 変わるコミュニケーション 榎本元

 シビックプライドを創る 松田朋春

 コラム シビックプライド・プレリサーチ 杉本浩二

・第3章 提案

・おわりに 紫牟田伸子

著者:伊藤香織+紫牟田伸子監、シビックプライド研究会

出版社:宣伝会議

サイズ:A5

ページ数:221

発行年:2008.12