藁塚放浪記
北は津軽の「ニオハセ」から宮城の「ホンニョ」、飛騨の「ワラニゴ」、宇和の「ワラグロ」、出雲の「ヨズクハデ」、南は薩摩の「ワラコヅン」、はては韓国、アフガンまで、秋の田んぼを駆け巡り藁積みの百変化を追った三十年の旅の記録!古今無双の田んぼ紀行!写真300枚つき。
■目次
・はじめに
・第一部 ニッポン藁曼陀羅
藁塚って何?/藁塚は神のヨリシロか/米どころ北陸の「減反ニオ」/石灰・藁・蚕/藁と水路の物語/藁塚ロードは練塀の道/練塀と産屋のコスモロジー/ウワの空にワラグロを見た!/藁塚という迷宮
・第二部 ワラニズム文化
全国藁こずみ大会/藁塚の桃源郷を行く/アジアに藁塚はあるか
・あとがき
・解説にかえて 小林澄夫
著者:藤田洋三
出版社:石風社
サイズ:190×150
ページ数:239
発行年:2005.12
