世間遺産放浪記
働き者の産業建築から、小屋、屋根、壁、近代建築、職人、奇祭、無意識過剰な迷建築まで、庶民の手と風土が生んだ「実用の美」の風景。沸騰する遺産ブームの中で、見過ごされてきたもうひとつのヘリテイジ(遺産)を日本全国津々浦々に追った旅の記録。痛快無比、心に沁みるオールカラー247葉300ページ!
■目次
・CHAPTER1 建築は働く
・CHAPTER2 手の土木
・CHAPTER3 小屋は小宇宙
・CHAPTER4 近代建築の記憶
・CHAPTER5 野に立つ迷宮
・CHAPTER6 壁は擬態する
・CHAPTER7 積む形、干す文化
・CHAPTER8 屋根もまた顔
・HAPTER9 忘れられた世間人
・CHAPTER10 フォークな神々
著者:藤田洋三
出版社:石風社
サイズ:
ページ数:249
発行年:2007.05
