
皇居明治宮殿の室内装飾
明治21年に建てられ、昭和20年戦火で焼失した皇居の明治宮殿。華麗な室内装飾に色どられたその姿を、残された資料から鮮やかに復元する。
■目次
第一章 表宮殿・奥宮殿の主要間内の配置と名称、間内の景観
第二章 表宮殿の天井画、緞張・壁張、寄木張
第三章 奥宮殿の御床・御棚の構えと襖・壁張、杉戸絵
第四章 表宮殿と奥宮殿に共通する室内装飾 釘隠金物、暖炉前飾りと大鏡縁
付章1 明治宮殿造営に至る経過
(一)大政奉還から元治度仮御殿の焼失
(二)明治十六年の宮殿位置決定まで
(三)位置の決定、地鎮祭から竣工まで
(四)皇居御造営残業掛の任命から明治憲法発布式まで
(五)建築費
付章2 明治宮殿室内装飾に関する主要な資料
(一)皇居御造営誌
(二)皇居御造営誌附属図類
(三)皇居造営録
(四)宮内公文書館以外の所蔵資料
著者:野中和夫
出版社:同成社
サイズ:A4
ページ数:266
発行年:2019.04