にほんの建築家 伊東豊雄・観察記
伊東豊雄が今世界から注目を浴びている。彼を取り巻く人や状況をジャーナリスト瀧口範子が追った。現在進行中のプロジェクトをはじめ、現在に至るまで建築界を騒がせた代表作にまつわるエピソードなども含めて、伊東豊雄を解析する。ヨーロッパ、アジア、南米で仕事を進める伊東の同行取材をとおして、これまでの国際的建築家とは違った伊東のもつ「にほん」的な雰囲気が世界に受け入れられていることを強く感じた瀧口の視点から伊東豊雄を探る。
■目次
プロローグ/東京1 コンペを闘う/東京2 文房具/東京3 アルミ/施主/東京4 ガーデン/東京5 議論/事務所はじめ/東京6 火葬場/松本へ/諏訪・上京・建築家になる/1970年代 若い建築家の頃/シンガポールへ/ヴェネツィア・ミラノ/パリ1 現場訪問/東京7 カーテン/八代/アンチ多数決/京都へ・学生/所員/パリ2 病室/バルセロナ・トレビエハ/福岡 伊東塾/東京8 年末/伊東スクール/チリ・サンチャゴ・マルベラ/東京9 フランス人 群馬へ/エピローグ/あとがき/参考文献
著者:瀧口範子
出版社:TOTO出版
サイズ:四六
ページ数:431
発行年:2006.02
