建築をつくることは未来をつくることである
今なお建築が秘めている大きな可能性について、山本理顕、北山恒、飯田善彦、西沢立衛が熱く語り合う。話題の西沢立衛の「森山邸」の設計思考プロセスなど、4人の建築家の未来を指向した建築設計手法も掲載。建築の力を問い直す新たな時代の建築入門書。
■目次
・はじめに 山本理顕
・未来に接続する建築 三浦丈典
・建築をつくることは未来をつくることである
今、未来を語るということ/革命宣言からマニュフェストへ/未来をつくる3つの軸/学生たちのシニシズム/社会に服従しない建築/現在、未来につながる歴史/消費を刺激する建築からの脱却/地域社会における建築の役割/共有された形式を疑う/建築には強制力がある/新しい共同性の獲得/可能性を担保する建築/「生活」という視点/空間を成立させる根拠/身体感覚のもどかしさ/形式の提示と生活の提案/生活の発見、住宅の発明/問題解決の落とし穴/コンピュータの中のコミュニティ/コミュニケーションのための空間/共同体が発するメッセージ/脱主体・脱標準へ/未来への想像力
・西沢立衛
Creating Landscape-Moriyama House
・飯田善彦
建築の身体性
・山本理顕
集合の形式
・北山恒
100人くらいの人間の関係性を創る空間装置
・未来に向けて 山本理顕
著者:山本理顕、北山恒、飯田善彦、西沢立衛
出版社:TOTO出版
サイズ:190×190
ページ数:256
発行年:2007.05
