堀部安嗣の建築 form and imagination
堀部安嗣初の作品集。質の高い住宅づくりで定評のある建築家・堀部安嗣。遥かな時の流れを感じさせる静謐な空間、繊細に細部にまで行き届いた住まい手への思慮。四季の移ろいとともに氏の作品は、静けさの中に凛とした美しさを湛えています。処女作の「南の家」「ある町医者の記念館」から近作まで全30作品を収めた本書は氏の13年間の軌跡をたどる初の作品集。自身による写真とエッセイ、ドローイングで構成された清涼感のある美しい書籍です。
■目次
・作品
南の家/ある町医者の記念館/秋谷の家/大宮の家/伊豆高原の家/ひばりが丘の家/小平の家/屋久島の家/牛久のギャラリー/鵜原の家/軽井沢の家/つくばの家/碑文谷の家/逗子の家/玉川田園調布共同住宅/赤城のアトリエ/八ヶ岳の家/府中の家/ひたちなかの家/桜山の家/由比ガ浜の家/那珂の家/鎌倉山の家/屋久島の家II/鵠沼の家
・エッセイ
居場所の感覚/心に思い描くこと/人と場所と時をつなぐもの/高貴にして寛容/記憶のかけら/建築が生まれるとき/つくる意識ーそしてその先に
・喜びについて/あとがきにかえて
・作品データ/改修作品/クレジット・初出一覧/著者略歴
著者:堀部安嗣
出版社:TOTO出版
サイズ:190×190
ページ数:348
発行年:2007.11
