ノーマン・フォスター 建築とともに生きる Norman Foster a life in architecture
彼をこれほどまでにすさまじく駆り立てた原動力はいったいなにか-。世界でもっとも影響力を持つ建築家ノーマン・フォスターの生い立ちから現在までの軌跡。
本書では、フォスターが建築をどうやってつくってきたかを振り返るとともに、その設計活動が都市や社会に与えてきた波
及力について考察。また従来にない設計組織のあり方を通して、新たな建築の領域を開拓する近年の取り組みについて紹介
する。
■目次
・第一章 部屋の窓から見える風景
未来都市マスダール/子供時代
マンチェスター市役所での日々
建築家に憧れて/21才からの大学生活
・第二章 アメリカには残れたけれど
イェール大学へ/ポール・ルドルフを師に
ヴィンセント・スカリーとサージュ・チェルマイエフ
チーム・フォー結成
・第三章 きみの建物の重さはどのくらい?
転機となったフレッド・オルセン社ビル
飛行機への情熱/父と母/新しいオフィス空間の提案
出世作となったセインズベリー・センター
バックミンスター・フラーの影響 ほか
・第四章 摩天楼の刷新
ハイテク建築の記念碑的作品 香港上海銀行
ヒューマナ本社ビルのコンペ/高層ビルの二つのあり方
ロンドンのスカイラインを変えたスイス・リ本社ビル
ほか
・第五章 建築と権力
デザインの社会性/新興国に建てる カザフスタン
技術とデザインの枠を集めたミヨー橋
国家のシンボルの建設 ドイツのライヒスターク
ほか
・第六章 鮮やかな軽業
建築家の住まい/建築家のオフィス その発展形として
設計事務所の経営 規模の変化
生き残りをかけて 財務体質の改善 ほか
著者:ディヤン・スジック、三輪直美
出版社:TOTO出版
サイズ:四六変
ページ数:541
発行年:2011.09
