ここに建築は可能か
2012年ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館展示と陸前高田の「みんなの家」竣工までの全プロセスを収録したドキュメント本。
現地を訪れ、仮設住宅で暮らす人々と交流することによる発見、メンバーの議論の中から共有されていったことなど、3人による共同設計のプロセスを、百数十というスケッチ、また同市出身の写真家・畠山直哉による被災後の陸前高田と、そこに「みんなの家」が立ち上がっていく様子をとらえた写真で紹介。
改めて建築家の職能、建築の意味を問う一冊。
■目次
・序文 伊東豊雄
・東日本大震災 震度と浸水域
・ヴェネツィア・ビエンナーレまで
・ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館展示
・陸前高田の「みんなの家」竣工まで
著者:伊東豊雄、乾久美子、藤本壮介、平田晃久、畠山直哉
出版社:TOTO出版
サイズ:210×168
ページ数:184
発行年:2013.01
