小さな風景からの学び さまざまなサービスの表情
今、人はどのような場所を求めているのだろう。
震災復興の現場で見たある光景をきっかけに、現代における場所の価値を捉え直し設計活動に生かせる何かを掴みたいとの想いをもった乾久美子。本書は、乾と東京藝術大学の学生が全国の公共空間の調査し、彼らが見出した魅力的な場所を18000枚の写真と150の気づきで伝える。乾久美子が見出す、ささやかで生き生きとした公共空間の記録。
■目次
・まえがき
風景のポートレイト 乾久美子
・調査方法
並び方/スケール/そっとおいてみると
集まり方/散らばり方/内と外/境界
見せ方/屋根/架ける/図案/にぎやかし
占拠/同調/光/影/かたちあそび
色/よせあつめ/みち/おおらか/日常
・考察 このリサーチを通して見えてきたもの、気づいたこと
・あとがき
著者:乾久美子+東京藝術大学乾久美子研究室
出版社:TOTO出版
サイズ:B5変
ページ数:240
発行年:2014.05
