en[縁]：アート・オブ・ネクサス

日本国内で活躍する新進気鋭の若手建築家の取組みを「縁」というキーワードで読み解く。誰もが共有できる未来が失われ閉塞感が漂う現代において、建築や都市はどこへ向かおうとしているのか。今までの社会のあり方、さまざまな関係性、つまりは「縁」をかえていくことに重点を置いた建築に、その答えの一端が見受けられ、社会を変革していく可能性が秘められている。2016年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展（2016.5/28-11/28） 日本館カタログ。

■目次

・en[縁]:アート・オブ・ネクサス　山名善之

・緑の空間論　篠原雅武

・人の縁

　不動前ハウス　常山未央／mnm

　ユコヤマアパートメント　西田司＋中川エリカ

　I.T.城西　成瀬・猪熊建築設計事務所

　食堂付きアパート　仲建築設計スタジオ

・モノの縁

　高岡のゲストハウス　能作アーキテクツ

　駒沢公園の家　今村水紀＋篠原勲／miCo.

　15Aの家　レビ設計室

　躯体の窓　増田信吾＋大坪克亘

　渥美の床 他　403 architecture [dajiba]

　調布の家　青木弘司

・地域の縁

　神山町プロジェクト　BUS

　馬木キャンプ、美井戸神社　ドットアーキテクツ

　展示デザイン　teco

・新自由主義へのミクロな抵抗　佐藤嘉幸