
世界遺産 ル・コルビュジエ作品群
世界遺産登録へのプロセスが解き明かされる。
世界遺産「ル・コルビュジエの建築作品」。建築史における絶対的な評価に比し、国際的・普遍的な価値をもつことが要求される世界遺産への登録は容易な道ではなかった。著者の山名善之氏は、15年以上にわたり世界遺産登録へ向けた活動の中心的な役割を担った人物である。本書では世界遺産登録への根幹となった、ル・コルビュジエの建築作品が世界規模で展開した近代建築運動に如何に貢献したのか、著者ならではの視点で解き明かす。
■目次
・はじめに
・第一章 文化遺産としてのモダン・ムーブメント
・第二章 近現代建築と世界遺産
・第三章 世界遺産「ル・コルビュジエの建築作品」
・第四章 世界に広がるル・コルビュジエ遺産
・あとがき
著者:山名善之
出版社:TOTO出版
サイズ:四六
ページ数:284
発行年:2018.03