
リナ・ボ・バルディ ブラジルにもっとも愛された建築家
人々のための場所をつくった建築家。
ブラジル建築の近代化、民主化を進め、ブラジル文化の中心人物であり続けた女性建築家、リナ・ボ・バルディの日本初の作品集。ダイナミックな写真と貴重な図面、そして美しいドローイング等の資料で作品を紹介するとともに、家具デザインやキュレーションなど幅広いクリエーションの全容も詳しく紹介する。巻末には妹島和世と塚本由晴が現代にも通ずるリナ・ボ・バルディ建築の魅力を語りつくした対談を収録。
■目次
・序 アンドレ・コヘーア・ド・ラーゴ
・建築作品
ガラスの家
サンパウロ美術館
SESCポンペイア文化センター
サンタ・マリア・ドス・アンジョス教会
サルヴァドール旧市街修復プロジェクト
テアトロ・オフィシナ
ヴァレリア・P・シレル邸
民衆文化伝承館
エスピリト・サント・ド・セラード教会
サンパウロ・シティ・ホール
・建築周辺のデザイン
家具デザイン
キュレーションと会場デザイン
舞台と劇場デザイン
植栽デザイン
都市計画
日本とリナ
・対談 妹島和世×塚本由晴
・リナ・ボ・バルディの生涯
自伝 1914-51年
年表
あとがき 和多利恵津子
作品データ
リナ・ボ・バルディ建築作品マップ
参考文献、出典
著者:和多利恵津子
出版社:TOTO出版
サイズ:B5
ページ数:288
発行年:2017.11