
切るか、つなぐか? 建築にまつわる僕の悩み
インダストリー4.0によりモノ作りが大きく変わりはじめた今、最先端の設計現場ではどのような課題と兆しがあるのだろうか。
建築設計における「切る・つなぐ」問題とは。関係性がどうあることが、人が過ごす空間としてより快適なものとなるのか? またこれからの建築、都市を計画する手法はどう変わっていくのか。建築的知性をアーカイブするTOTO建築叢書シリーズ第11弾。
■目次
第1章 切るか、つなぐか? 建築の原型に関わる悩み
1 どこまで遡って、建築を考えるか?
2 「切る/つなぐ」 建築の原型にまつわる悩み
3 うまくつなげない(1) インターフェイスに関わる悩み
4 うまくつなげない(2) 内壁に関わる悩み
5 うまくつなげない(3) ドアに関わる悩み
第2章 インターフェイスはルーズであるべきか?
連歌のように都市をつなぐために
1 計画することの困難さ
2 ルーズなインターフェイスをつくる
第3章 計画か、アルゴリズムか? 都市や建築をつくる悩み
1 計画からアルゴリズムへ
2 インダストリー4・0 ICTがモノづくりを大きく変えようとしている?
3 建築のABCDEis
著者:山梨知彦
出版社:TOTO出版
サイズ:四六
ページ数:152
発行年:2020.02