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失われた建築の歴史

セール価格 8,800円(税込)

伝説のバベルの塔から世界貿易センターまで、映画「メトロポリス」の美術セットから未完の東京ミレニアム・タワーにいたるまで、人類が永遠に失った140点以上の建築物を328点の図版と共に解説する。

■目次

・イントロダクション

 失われた建築/パルテノン神殿/さまざまな要因/ペンシルヴェニア駅の取り壊し

 コロンビア・マーケット/桃源郷ザナドゥ/聖なる都/ベックフォードのゴシック幻想

・第1章 神話的建築

 バベルの塔/ジッグラト神話/ミノス王の宮殿/ペルセポリス宮殿/ロードスの巨像

 アルテミス神殿/プリエネの遺跡/トロイアの都/カルタゴ/アトランティス

・第2章 平和な時代に失われた建築

 時代遅れとみなされた建築の運命/ノンサッチ宮殿/ロンドン橋

 リージェント・ストリート/ニューゲート監獄/バーミンガムの主教会

 コロンビア・マーケット/マンチェスターの巡回裁判所/アダム兄弟のアデルフィ

 オクスフォード・ストリートのパンテオン/カールトン・ハウス/イングランド銀行

 セント・ポール大聖堂/モンゴメリー・ビル/デトロイト市庁舎

 センチュリー・ビル/レ・アル(パリ中央市場)/パリ万博の機会館

 ビングレー・ホール

・第3章 戦争で失われてた建築

 コヴェントリー大聖堂/フラウエン教会/ロンドン大空襲/ヒトラーの総統官邸

 オーバーザルツベルクのベルクホーフ/イーグルス・ネスト(鷲の巣)

 ドイツ国会議事堂/セルビアの送信塔/世界貿易センター/バルティック海運取引所

 ラクナウのイギリス監督邸/モンセギュール城

・第4章 短命に終わった建築

 ペンシルヴァニア駅/シンガー・ビル/シカゴ連邦ビル/ラーキン・ビル

 帝国ホテル/ドレイパーズ・ガーデンズ/オーストラリア・ビル/アルハンブラ・シアター

 ナジモヴァの「アラーの園」/ランドマーク・タワー・ホテル/マスロン邸

 万博とホワイト・シティ/ウェンブリー・スタジアム/グラスゴーのテート・タワー

 レドーム(ゴルフ・ボール)/トライコーン・センター/ショッケン・デパート

・第5章 神の御業

 泥の町バムの悲劇/ハリカルナッソスのマウソレウム/サンフランシスコ大地震

 ポンペイ、ヴェスヴィオ火山の爆発/ロンドン大火/セント・ポール大聖堂の被災

 コールズヒル・ハウス/クリスタル・パレス/マドリードのウィンザー・タワー

 インド洋大津波/リスボンの大津波

・第6章 政治によって失われた建築

 ユーストン・アーチ/ソロモンの神殿/バスティーユ監獄/救世主ハリストス大聖堂

 クリュソストモス修道院/スハリョフ塔/赤の広場の門/イパチェフ館

 アレクサンドル・ネフスキー大聖堂/ゲオルギー・ディミトロフ霊廟/共和国宮殿

 ケーニヒスベルク城/朝鮮総督府庁舎

・第7章 想像世界の建築

 「クーブラ・カーンの歓楽宮」/エデンの園/アルハンブラ宮殿/童話の世界

 ゴーメンガースト城/「2001年宇宙の旅」/ケン・アダムの「007」「博士の異常な愛情」

 メトロポリス/「ブレードランナー」/いつか見た夢の建築物

・第8章 自壊した建築

 ベックフォードのフォントヒル・アビー/ボーヴェの大聖堂/サン・マルコ寺院の鐘楼

 ハイアット・リージェンシー・ホテル/三豊百貨店/テイ鉄道橋/タコマ・ナローズ橋

 コロール バベルダオブ道路橋/シャルル・ド・ゴール空港/プラザ・ビエハ

・製図板に残された夢

 フランク・ロイド・ライトの「ザ・イリノイ」/ヒトラーのベルリン改造計画

 アルベルト・シュペーアのフォルクスハレ/失敗したゲルマニア計画

 スターリンのソヴィエト大宮殿/エティエンヌ・ルイ・ブレーのニュートン記念堂

 ブレーの国立図書館/ブレーのアレクサンドル邸/ラッチェンズの大聖堂

 クリストファー・レンのセント・ポール大聖堂/ティルデンの巨大タワー

 幻視の画家ピラネージ/ブリッジズのエイボン川橋/フリー・スタイル

 「アメリカ共和国」の歴史的記念物」/パウル・シトロエンの「メトロポリス」

 未来派建築家アントニオ・サンテリア/ロシアの建築家たち

 第三インターナショナル記念塔/レニングラード・プラウダ社ビル案

 ミースのガラスの摩天楼/ル・コルビュジエ、カナレッジョの公立病院

 ノーマン・フォスターのBBCラジオ新本社/東京ミレニアム・タワー

・日本版監修者あとがき

・索引

・図版出典

著者:ジョナサン・グランシー、中川武日本版

出版社:東洋書林

サイズ:265×190

ページ数:293

発行年:2010.04