第2版 ひとりで学べるRC造建築物の構造計算演習帳(許容応力度計算編)
RC造2階建て建築物を対象にその構造計算(許容応力度計算)の手順を追って演習・解説した書。丁寧な解説付き演習を手計算で進めることにより、コンピュータ処理では見落としがちな構造計算の背景・理論を学べるようになっている。
■目次
・序章
・第1章 一般事項
モデルプランと構造計算の方針/使用材料と許容応力度/固定荷重・積載荷重の仮定
・第2章 準備計算
ラーメン材の剛比/鉛直荷重時のC、M0、Q0/鉛直荷重時柱軸方向力
各柱の荷重の拾い方(C1、柱2階の場合)/地震力の算定
・第3章 鉛直荷重時応力の算定
算定の方針/固定法の基本事項/固定法の手順
固定法による曲げモーメントとせん断力の分布
・第4章 水平荷重時応力の算定
柱の横力分布係数D/耐震壁のD値の計算/各階のD値の一覧/層間変形角の検討
剛性率の検討/偏心率の検討/地震力による鉛直部材の負担せん断力
柱の曲げモーメントの計算/梁の曲げモーメントとせん断力の算定
柱の軸力の算定
・第5章 大梁の断面算定
断面算定の方針/曲げに対する検討(主筋の算定)
せん断力に対する検討(あばら筋の算定)/主筋の付着に対する検討
・第6章 柱の断面算定
曲げと軸力に対する断面算定/柱のせん断設計/主筋の付着の検定
・第7章 柱梁接合部の設計
検討の方針/短期許容せん断力/短期設計用せん断力
柱梁接合部の検討の手順
・第8章 耐震壁の断面算定
曲げと軸力/せん断力と開口補強(縦横筋と開口補強の決め方)
基礎における転倒モーメントの検討/耐震壁の断面算定例
・第9章 小梁と床スラブの設計
設計の方針/小梁の設計/床スラブの設計
・第10章 基礎の設計
基礎の種類/独立基礎
・第11章 配筋の主お菜
かぶり厚さ/異形棒鋼のあき/あばら筋、帯筋/直接基礎の背筋
付着・定着について
・解答
・自習用演習シート付録。
著者:椛山健二、楠浩一
出版社:日本建築センター
サイズ:A4
ページ数:255
発行年:2014.06
