建築デザイン学原論
建築文明の衰退と危機を超えて今に活きるグロピウス・デザイン学。美(女)は万象を超え、醜(男)は地獄で煮殺される。近代主義に抗して、恒久平和のシンボル、イスラム建築の神髄(未来性)に迫る。
■目次
・序 「デザイン」再考(グロピウスからの距離)
・ポストモダニズム(グロピウス・近代主義の言語論的転換)
・離島寒村のコスモロジー(近代主義の現象学的還元)
・縄文の復権(日本中核デザインの設定)
・デザイン停滞の危機
・モデルとしてのイスラム建築(オリエント蘇生)
・デザインの窮極(芸術を捕獲する)
・窮極への接近(破滅の美)
著者:渡辺豊和
出版社:日本地域社会研究所
サイズ:A5
ページ数:351
発行年:2010.05
