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紙片と眼差とのあいだに

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引用とは、読むことなのだろうか、書くことなのだろうか。引用について考えながら、近代的な意味における「芸術」と「主体」の概念を、そしてついには「われわれがそのなかで語りつづけてきた文脈そのもの」を問い直そうとする、著者の思考の極点。

著者:宮川淳

出版社:水声社

サイズ:A5

ページ数:121

発行年:2002.08