雨の建築学
雨と建築が古来より深い関わりがあることは周知の通りで、雨や風をしのぐという建築の原点は今も昔も変わらず、そのための工夫は、さまざまな技術を生み、文化を発展させてきた。なぜ今あらためて建築と雨の関わりを取り上げたかというと、今日の地球環境問題に取り組もうとするときに、「雨水」が大きな手がかりの一つになるからである。本書では雨と建築の関わりを深く掘り下げ、循環型社会のための雨水との付き合い方などをさぐっていく。
著者:日本建築学会
出版社:北斗出版
サイズ:A5
ページ数:220
発行年:2000.06
