磯崎新の建築談議 第12巻 クライスラー・ビル
「クライスラー・ビル」を通して20世紀を見る。
アール・デコの超高層「クライスラー・ビル」。建築家はウィリアム・ヴァン・アレン。竣工の1930年の一年間だけ世界最高となる。その後もたくさんのビルが建ったが、いまだにニューヨーク、マンハッタンのビルのなかで、最も魅力的なデザインをもつといえるのではないか。アール・デコとはそもそもいったい何か。超高層というものが持つ問題は何か。そして21世紀のいま、建築はどこへゆくのか?
著者:磯崎新、五十嵐太郎、篠山紀信
出版社:六耀社
サイズ:A5
ページ数:163
発行年:2001.05
