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倉俣史朗 着想のかたち 4人のクリエイターが語る。

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60年代後半から日本のインテリアデザインを牽引していった倉俣史朗。

デザイナーとしての強い信念を持ち続け、トップランナーであるがゆえの孤独感に苛まれながらも自分の夢を確実にかたちにしていった。

本書は、四人のクリエイターのフィルターを通して「KURAMATA」の実像に迫るものである。

■目次

・プロローグ

 今、現像された倉俣史朗の夢 鈴木紀慶

・倉俣史朗エッセイ

 記憶の中の小宇宙/レコード/バニシングクリーム

 照明禅/月夜の空に銀が舞う

・平野啓一郎

 小説の中で「デザインとは何か」を考える

 ファッションと文学/文学におけるアフォーダンス

 ファッションからプロダクトへ/リーダビリティを意識した

 ユニバーサルデザイン/小説をデザインするということ

 影響力の源としてのデザイン/デザインの中に夢をみる

 奇抜さの中にある必然性/プロダクトデザインは人間の輪郭の裏返し

 古びていくものの新しさ

・伊東豊雄

 モダニズムからその先の世界へ

 形ではなく空間をデザインする人/「デザインとは何か」を追求する

 真夜中のお茶会/椅子の形が消える/権力の象徴ではない自由なデザイン

 モダニズムが行き着く先/インテリアデザインは幕間劇か、CMか

 建築とインテリア/構造のエンジニアと日本の職人技術

・小池一子

 二人の反骨精神が時代を切り拓く

 デザインと現代美術の接点/ファッションとインテリアの関係

 インテリアデザインというジャンルの確立

 時代が要請したコマーシャルインテリア

 デザインの発想力を鍛える/ひとつの素材とトコトン付き合う

 二人の反骨精神が時代を切り拓く

 弱点でもあった「プライベートマニフェスト」

 社会的範疇に納まりきれない自由クリエイション

・深澤直人

 倉俣史朗と同じだけ生きてみて思うこと

 「倉俣史朗を理解できなかった」/アメリカにいて

 実在を意識から消すということ/点で支えられるもの

 床から生えた脚、壁から突き出たテーブル

 「違和感」角のRと厚みのない表面/隅と縁とつなぎ目

 詩を書くように/一過性の美と日常

 「夢のかたち」ではなく「希望のかたち」

 最初から見えているかたち

・エピローグ

 倉俣史朗の「自由」と「感化」 川床優

・あとがき

著者:鈴木紀慶

出版社:六耀社

サイズ:四六

ページ数:181

発行年:2011.03