Sの計画 木の建築ルネッサンス
建築家である著者は、日本に「木の建築」を蘇らせようと提言する。木の建築は人々に誇りと生きがいをもたらし、まちを蘇生させ、環境破壊や廃棄物問題に大いなる道を開く。
■目次
・第一章 木の建築を想う
なぜ今、木の建築なのか/林業のシステムを再構築/建設産業廃棄物を減らす/技術の継承と人づくり/建築美術工芸の復活/建築環境の新評価基準/普請がもたらすもの
・第二章 君よ 木の建築家をめざせ
木の建築家は木を好む/自然素材を愛しむ/様式を創りだす/職人と共につくる/用と美を現す/理想に燃える/環境を保全する/伝統をつなぐ/次代に伝える/誇りの中で生きる
・第三章 Sの計画 木の建築家学校をつくる
この建築は三百年をめざす/この指とまれ!/構想は七つの要素から/「木の建築家」の修行/伝統をつなぐ空間/極上の建築/新しい木の建築様式を生み出す/未来をデザインする/人物を育てる/このプランは百年後に評価される
著者:太田新之介
出版社:里文出版
サイズ:A5
ページ数:142
発行年:2004.06
