
Rhinocerosで学ぶ建築モデリング入門
Rhinocerosは、もともと工業製品のデザインのために開発された3次元モデラーだったため、建築の世界ではさほど使われてこなかった。しかし、2007年にGrasshopperがリリースされ、数値を変えるだけで、一度つくった形状を多様に変化させることができるため、デザインの方法を変えてしまった。
Rhinoceros+Grasshopperは、画期的な建築デザインツールとして多くの若い建築家の心をとらえ、またたく間に世界中に広がっていった。そこで本書では、実在する建物を教材に、すぐに使える建築モデリングの手法を解説。日建設計DDLらRhinocerosのパワー・ユーザーが書き下ろした建築設計のための渾身の一冊。
■目次
・第1章 「Rhinoceros」を学ぶ
・第2章 ボリュームスタディから「基礎」を学ぶ
・第3章 既存建築をトレースして「モデリング」を学ぶ
・第4章 建築のモデリングを通して「プロセス」を学ぶ
・第5章 モデルデータの「連携」を学ぶ
・第6章 モデルの「視覚化」を学ぶ
著者:山梨知彦
出版社:ラトルズ
サイズ:B5
ページ数:272
発行年:2017.06