
a+u臨時増刊 ジャン・ヌーヴェル 1987-2006 Jean Nouvel
「設計は、土地の特性や歴史的なコンテクスト、文化などを読みとり、解釈することから始まる。そうした特殊な状況を考慮、分析し表現する」とヌーヴェルがいうように、地域性や文化というものをとりこんだ彼の建築は一つとして同じデザインはない。
最新作のバルセロナ、アグバー・タワーを中心に、マドリッドの王立ソフィア王妃芸術センター拡張、ペリグーのガローロマン博物館、サルラのサルラ聖マリア教会から彼の代表作の1つとなったパリのアラブ世界研究所、パリ、カルチェ財団、ニームのネモージュス 1、ナンシーの国立科学技術情報研究所、また実現できなかったサン-ドニのフランス競技場、パリのセーヌ川左岸都市開発、パリ、ラ・デ・ファンスの無限の塔、「オペラ座」第2国立劇場など含む計35作品をとり上げ、彼の建築で重要な要素である、光、影、ガラス、色、素材などに焦点をあてながら紹介します。
フランスだけでなく、今や世界各地で作品を手掛けているジャン・ヌーヴェルの建築の魅力を1冊にまとめたモノグラフ。
■目次
・ルイジアナ・マニフェスト
・ジャン・ヌーヴェルへのインタヴュー 「仕事、生活、自身について」
・作品リスト 1987-2006
アグバー・タワー/王立ソフィア王妃芸術センター拡張/ホテル・プエルタ・アメリカ/ケ・ブランリー美術館/ガロ-ロマン博物館/テクノポール/電通本社ビル/サルラ聖マリア教会/ケルン-メディアパーク2/ルツェルン文化会議センター/なんとの裁判所/ル・アーヴル海洋センター/レ・アールの都市計画/モード学園プロジェクト/台中国立オペラ座/スタシノウ通り25番地のタワー/学習情報センター/ドーハの高層オフィスビル/フィレンツェのホテル/シンフォニー・ホール/カーネギー科学センター/ガスリー劇場/ポブラ・ノウ公園+ディアゴナル通り/ブレンボ・テクノポール/さいたまアリーナ/フランス競技場/セーヌ川左岸都市開発/無限の塔/第二国立劇場設計競技応募案/カルティエ現代美術財団/トゥール国際会議センター「ヴィンチ」/リヨン国立オペラ座/国立科学技術情報研究所/ネモージュス1/アラブ世界研究所
・ジャン・ヌーヴェルによるデザイン
・作品クレジットとデータ
・略歴
・写真/テキスト・クレジット
著者:
出版社:エーアンドユー
サイズ:A4
ページ数:312
発行年:2006.04