完本・建築探偵日記 東京おんりい・いえすたでい
元祖建築探偵がバブルの発生から終結まで(1968~1995)、取り壊しの危機にさらされた東京の名建築のゆくえを追い続けた十年間の路上観察記。その間、唐破風型の銭湯は次々と消え、看板建築の数々の名作も地上げの嵐に吹き飛ばされ、東京駅前の丸ビルも今はない。しかし建築探偵はくじけない。歴史に刻まれた建物の生きた姿を求めて今日も行く。(本書は1993年刊行「建築探偵日記」の増補・決定版です)
著者:藤森照信
出版社:王国社
サイズ:174×135
ページ数:286
発行年:1999.08
