建築家の仕事とはどういうものか
東大工学部1号館、彩の国さいたま芸術劇場などの数々の実績、そして長年にわたる大学での教育。建築家でもあり、教育者でもある香山壽夫が、作品の生まれる過程、建築を専門とする者の喜びと困難を、そして、師ルイス・カーンをはじめとし、先達から得たものを、いかにして次代をになう人に手渡していくのか、その熱い思いを語る。
「建築の設計とは、今、目の前にいる相手に対して応えているだけでなく、その外側にいる多くの人、そしてまた、いつの日か現れるあろうであろう人に対しても応えるべく力をつくさねばならない。・・」
著者:香山壽夫
出版社:王国社
サイズ:200×140
ページ数:219
発行年:1999.11
