エル・リシツキー 構成者のヴィジョン
ダダ、未来派、キュビスム、シュプレマティズム、シュルレアリスム、バウハウス、デ・スティル、そしてロシア構成主義。20世紀、革命とふたつの世界大戦のはざまを駆け抜けたアヴァンギャルドたちの光芒。革命下、西側に亡命せず、ロシアに留まった孤高のグラフィックアーティスト、エル・リシツキーを中心に紹介。ロシア・アヴァンギャルドに加え、ロシア構成主義、モダン・タイポグラフィの稀少コレクションを一挙掲載。
■目次
・構成者の空間/エル・リシツキーの生涯と仕事 寺山祐策
・リシツキーとチヒョルト 新島実
・リシツキーのブックデザイン 寺山祐策+本庄美千代
・ブックデザインから見る、周辺のおもだったアヴァンギャルドの動向 本庄美千代
・講演:リシツキーと20世紀 多木浩二
・シンポジウム:エル・リシツキーをめぐって
五十殿利治+向井周太郎+勝井三雄
・リシツキー関連年表1890-1941
・関連主要人名録126名
・特別付録 リシツキー・フォトモンタージュ豆本
著者:寺山祐策
出版社:武蔵野美術大学出版局
サイズ:B5
ページ数:256
発行年:2005.10
