タウトが撮ったニッポン
ジュラルミンケースに封印され、長く保管されていたブルーノ・タウトの遺品から、写真アルバム4冊がこのたび発掘された。そこには昭和8年から11年までの日本滞在中に、タウト自身が撮影したピントのあまい写真やら、絵はがきなど1422点。報道カメラマンよろしく、小さなカメラ「ヴェス単」で果敢に被写体に挑むタウト。その眼差しを再検証すべくアルバムから厳選した約130点の写真を新訳の日記とともに紹介する。初めての書籍化。
著者:ブルーノタウト、酒井道夫、沢良子
出版社:武蔵野美術大学出版局
サイズ:215×135
ページ数:155
発行年:2007.03
