崩壊した神話 エレベーター 安全を守るのは誰か?
この1~2年、エレベーターに関する事故が頻繁に報道され、極めて安全な『乗り物』と考えられていたエレベーターへの信頼が下がっております。筆者は、定年退職するまで40年余り、真に現場一本のエレベーター屋を全うし、その知識と経験から、『全く安全』と考えられている『安全装置』の性能の限界と法令に関しての疑問を解き、いかにすれば安全、快適に乗れるかをテクニカル・イラストや漫画風の挿絵を多用し対話方式でわかりやすく解説しております。また、今日、隆盛を極めているエレベーターの起源と発達の歴史を100点余りの挿絵、写真と共にひもといております。我が国唯一のエレベーター読本で、実務に関わる方だけでなく、広く機械設備に関心のあるすべての方にお薦めできる一冊です。
■目次
第1章 エレベーターとは何か
第2章 エレベーターの仕組みと種類
第3章 エレベーターの仕組み
第4章 エレベーターはどのように発達してきたか
第5章 エレベーターはどのようにしてビル内に?
第6章 別の分類の仕方から見る
第7章 安全神話の検証
第8章 安全装置の実力
第9章 安全装置の3番バッター 非常止め装置
第10章 最後の決め手、バッファーがあるさ!
第11章 安全に快適に乗るために
第12章 『安全神話』は甦る?
第13章 尾張名古屋は城でもつ、エレベーターは保守でもつ
著者:宮内明朗
出版社:丸善プラネット株式会社
サイズ:A5
ページ数:293
発行年:2007.08
