北京論 10の都市文化案内
北京を拠点とする日本人建築家による、実践的都市ガイド。ユーモアと機知に溢れた文化エッセイ。他の旅行ガイドにはない情報を多数収録。写真は全て撮りおろし。
■目次
・はじめに
・序章 いまそこにしかない場所 北京を知る10の世界
・01章 更新される世界-風景がまるごと入れ代わる場所 CBD地区/中関村/三里屯
・02章 振動する世界-細かいスケールで変化を繰り返している場所 南羅鼓巷から荷花市場/東四から鬼街
・03章 再利用の世界-既存のコンテクスト優先で再生されている場所 798芸術新区/永康西海商務会館と尚8文化広場
・04章 境界のない世界-アジアンバザールのある場所 雑貨城/骨董城/お茶城・撮影城・建材城
・05章 動かない世界-昔からそこにある地味だが愛すべき場所 日壇公園/故居群/擁和宮の仏足と大鐘寺の鐘
・06章 模倣の世界-中国的テーマパークの場所 世界公園/宮殿ホテル/富人区
・07章 超モダニズムの世界-内と外の乖離した場所 工人体育場のボールプール/朝陽公園のお風呂/京信大廈の日中夜間交流
・08章 コレクションの世界-ミニチュア、陳列、放置の場所 北京規劃展覧館/温都水城/鉄道博物館と航空博物館
・09章 記憶の世界 虚構橋/圓明園
・10章 ユートピア的世界-時間の止まった場所 野長城のホテル/草場地のギャラリー
・終章 この先の北京 「天と人の交わる場所」から「異なる人どうしの交わる場所」へ
・おわりに
・「1ペキンメートルはね、1.5メートルあるんですよ」淺川敏
・都市文化論とガイドブックのあいだに-編集後記 本田英郎
著者:松原弘典、淺川敏
出版社:丸善
サイズ:210×165
ページ数:204
発行年:2008.07
