ルッカ 一八三八年 古代ローマ円形闘技場遺構の再生 シリーズ・都市の血肉 一
2005年に東京大学生産技術研究所にて行われたシンポジウム「都市をつくるモノたち-都市の血、都市の肉」にて行われた講演をもとに新たに書き下ろされた都市論シリーズ、第一巻。要塞化、不法占拠、類を見ない集住街区へいたる2000年。「都市まるごと」になったローマ円形闘技場の変転、その歴史研究の世界的第一人者による渾身の書き下ろし。
■目次
・口絵(折込図面、カラースケッチ、トレペ重ね合せ図)
・はじめに
・1 円形闘技場の建築
・2 円形闘技場遺構の再利用
・3 遺構の要塞化
・4 遺構の住居化
・5 遺構の宗教施設化
・6 遺構の公共施設化
・7 遺構の再利用をもたらしたもの
・参考文献/古代ローマ円形闘技場遺構アクセスガイド(12都市)/あとがき
・付録1 都市の持続性研究フォーラム5・記録
ディスカッション「都市は生きてきた 前編」
・付録2 ルッカの円形闘技場街区ペーパークラフト
著者:黒田泰介
出版社:アセテート
サイズ:200×130
ページ数:152
発行年:2006.10
