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界面をとく 現代建築のゆくえ

セール価格 2,515円(税込)

2008年1月から10年9月まで日刊建設通信新聞社に掲載された「建設論評」を加筆修正し、収録。また、五十嵐太郎氏との対談も掲載し、政治・経済問題、社会現象から見た建築の在り方について幅広い観点から論じている。

■目次

・2008

グローバル社会の中の日本/メタボリック社会を超えて/英国現代美術を見る/スモールオフィスという建築/環境とミニマリズム/利益誘導という経済/国際都市にふさわしい装い/図書館建築はどこへ行く/環境建築を考える/グローバル化、国益とコンパクトシティー/オリンピックと建築/2050年という時代/自然「太陽光」建築、そして景観/新自由主義と建築家の行方/ノーベル経済学賞の意味/建築原型論/ボランティア活動と公共建築/近代建築の保存・再生/家具的建築夢想

・対談 1 細田雅春×五十嵐太郎

設計の組織論、リアルかバーチャルか

・2009

EUという存在/自動車文明の変質/思考の枠組みとリアリティー/都市道路を再考する/東京中央郵便局の建て替え/東京の魅力/快適さは病を癒し、都市を救う/明かりという力/つるつるから襞のある建築へ/オペラハウス回想/GMの凋落に思う/スモール イズ ビューティフル/アレクサンドリアは語る/インフラを読み解く/家具や照明の力/脱車社会?/保守と革新/イマジネーションと日常の間/結局は個性を特化するかしないか/経済縮小と新しい社会システム/羽田空港のハブ化/沈黙の建築と発言する建築/生物多様性に思う/環境問題を突破する/数値社会からの離脱

・対談 2 細田雅春×五十嵐太郎

建築・都市、そして社会

・2010

賞が喚起するもの/都市開発とビジネスモデル/カジノ観光に建築家の協力を/建築のファサードと都市/発見する建築/ハイブリッド建築と木材/建築基準法改正を問う/いま日本が定住化を目指す意味/日常に接近させる/地政学が呼び込む地域主義/中国の「都市の活力と影」/続・ハイブリッド建築/1920年代が語る/アートと都市のセンス/大地の復権と都市/労働力とコスト=脱近代主義/季節を受け入れる/モバイル販売が都市を変えるか/拡張現実(AR)/東京の下町の再生/日本的空間、その繊細さ

・対談 3 細田雅春×五十嵐太郎

住宅とは、再び建築とは

著者:細田雅春

出版社:日刊建設通信新聞社

サイズ:225×160

ページ数:227

発行年:2010.11