アアルト邸とアトリエ アルヴァ・アアルト ワールド・アーキテクチャー
ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエ、ルイス・カーンといった近代建築の巨匠達が起こした大きな潮流に巻き込まれつつも、独自のスタイルで北欧の近代建築に大きな足跡を遺した建築家アルヴァ・アアルト。
その原点ともいえる自邸兼スタジオを、建築家・齊藤哲也が「人間の生活が中心にあるべき建築」の空間を読み解き、宮本和義による細部にまで及ぶ豊富なカラー写真で紹介。「住まいとはどうあるべきか」というアアルトの根源的な思索をうかがう。
■目次
・写真/アアルト邸、アトリエ
・図面・スケッチ
・風土と暮らしの多様性から豊かな建築へ 齊藤哲也
祖国に愛された建築家/測量技師の息子として生まれ/アアルトの自邸兼スタジオ
閉ざされた環境は人々を温かく包む/広さとプロポーションを見極める巧さ
合理性に支えられた独自のスタイル
人の生活が中心にあるべき建築/アトリエ、そして日々の体験を建築に
・照明、金物、家具
著者:齊藤哲也、宮本和義
出版社:バナナブックス
サイズ:A5
ページ数:63
発行年:2012.07
