セイナッツァロ役場&夏の家 アルヴァ・アアルト ワールド・アーキテクチャー
北極圏から南に数百キロ、湖に浮かぶわずか人口三千人の小さな島に建てられたセイナッツァロの役場(フィンランド・セイナッツァロ/1952)と、彼の地に魅入られたアアルト自身の別荘である夏の家(1953)。戦後の第一作にして生涯の傑作とされる公共施設とユニークな実験住宅。自然にとけこむプランからインテリアまでを、豊富な写真と建築家の転機をふまえた解説で紹介する。
■目次
・セイナッツァロ役場
レンガの時代を幕開ける建築I
小さな村の美しい都市的な公共施設
遠くトスカーナを想う
光をあやつる内部空間
フィンランドの風土に培われる
幻のセイナッツァロ全体計画
・夏の家
レンガ時代を幕開ける建築II
湖上からのアプローチ
煉瓦に追い求めた手の跡
著者:宮本和義、齊藤哲也
出版社:バナナブックス
サイズ:A5
ページ数:72
発行年:2014.01
