空間構想事始
建築を空間と時間と価値と人とが織りなす多様な物語を生み出す場所ととらえ、クライアントのヴィジョンを空間化するヴィジョン・アーキテクトとして、「東京銀座資生堂ビル」「LAZONA川崎」「レストランikura」など、21世紀の新たなスキームを見据えた空間構造に携わる著者。本書は、空間構想という人間の最も初源的かつ根源的なテーマとそれに伴う行為のありように関する基本的なことがらをめぐる考察。
■目次
・序幕 空間構想
・第 1章 人間という生物の特徴
・第 2章 人間の特質としての相反性
・第 3章 構想の対象としての空間の実相
・第 4章 空間を取り巻く社会的要素
・第 5章 空間構想の環境的対象領域
・第 6章 空間構想の建築的対象領域
・第 7章 建築空間の認識
・第 8章 建築を構成する外部的要素
・第 9章 建築を構成する内部的要素
・第10章 空間構想の基本条件
・第11章 建築空間の実現のプロセス
・第12章 空間構想の21世紀的可能性
・終章 空間構想という行為
著者:谷口江里也
出版社:エスプレ
サイズ:A5
ページ数:355
発行年:2008.11
