世界の駅・日本の駅
啄木が<ふるさと>をなつかしみ求め、帝国主義をとる欧米列強が<権力誇示>の装置として用い、大手私鉄会社が集客のための<宣伝媒体>として用いた鉄道駅。時代・地域に応じて多様なイメージを集束してきた駅を丹念に読み解く11章。
■目次
・総説 駅の文化史・社会史
・第1章 都市の形成と駅の立地
・第2章 駅と建築
・第3章 都市近郊電車と駅
・第4章 貨物輸送と駅
・第5章 駅のホテルと百貨店
・第6章 文人ゆかりの駅
・第7章 映画にでてくる駅
・第8章 絵画に描かれた駅
・第9章 駅舎の保存と活用
・第10章 音楽のなかの駅
・第11章 駅名学入門参考文献
著者:小池滋、青木栄一、和久田康雄
出版社:悠書館
サイズ:四六
ページ数:288
発行年:2010.06
