住まいの文化論 構造と変容を探る
住まいは「建物」だけが存在するのではない。本書は、住まいの構造と変容を考察することで、住まいの意味・社会のありようを考える、ソフト面からの住文化論。
■目次
・序論 住文化論をめざして
・第一章 祭祀施設にみる住まいの原点
第一節 古代の御仮屋が残る春日若宮祭
第二節 諏訪大社上社の儀礼と御仮屋
第三節 頭屋儀礼における御仮屋の諸相
第四節 御仮屋に残る住まいの原感覚
・第二章 住まいの秩序が反映した屋内神の祭場
第一節 「クチ-オク」の方位がつくりだす秩序
第二節 住まいの「オク」に祀られる家の神
第三節 あいまいな秩序の部屋-「カミ」と「シモ」の間
第四節 「オモテ」と「ウラ」
・第三章 来訪神への対応
第一節 他界から聖地、そして住まいを訪れる神
第二節 ニワから座敷へ-奈良県平郡町の頭屋儀礼を中心に
第三節 縁と床の間-南西諸島の床の島
第四節 結界-持仏堂から仏壇へ
・第四章 住まいの変容
第一節 都市の住まい
第二節 観光化のなかで暮らしを守る住まいを求めて
第三節 沖縄の住まいと暮らし-「変容」の視点から
第四節 住まいの変容と伝統儀礼-沖縄県小浜島のヒンプン
・第五章 田園都市「千里山住宅地」から学ぶ今後の住まい
第一節 田園都市とは
第二節 千里山住宅地の誕生
第三節 住まいと暮らしの「変容」
第四節 田園都市の夢と現実、その意義
・初出一覧
・あとがき
著者:森隆男
出版社:柊風舎
サイズ:A5
ページ数:307
発行年:2012.07
