ロンドンのタウンハウス巡り
本書は、1666 年のロンドン大火の後に生まれた、ジョージアン、ヴィクトリアンのタウンハウスを中心に、そのデザインと開発手法の成り立ちをふんだんな写真と共に解説したものです。ハウスとフラッツ。さらには、ハウスでも、テラスド・ハウス、セミ・ディタッチド・ハウス、ディタッチド・ハウスといった住宅形式。赤煉瓦のヴィクトリアンと、黄煉瓦とスタッコのジョージアンといった建築様式について、集合住宅を数多く手掛けた建築家の視点で、その背景を掘り下げていきます。同時に著者は、ロンドンの美しい街並と、統一感に欠けた東京の都市景観を対照させ、魅力的なまちづくりの可能性を探ります。
ロンドンのタウンハウスを巡るガイドブックであると共に、さまざまなまちづくりのヒントが盛り込まれた一冊です。
著者:加藤峯男
出版社:建築メディア研究所
サイズ:A5
ページ数:104
発行年:2015.08
