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日本の城・再発見 彦根城、松本城、犬山城を世界遺産に

セール価格 1,980円(税込)

世界に類のない巨大な木造建築は、なぜ建てられ、残されたのか 本書は、国宝・姫路城に続いて、国宝三城である彦根城、松本城、犬山城の世界文化遺産登録をめざし、これら近世城郭の「顕著で普遍的な価値」を、歴史・文化・建築史・都市論など、さまざまな視点から検証しています。「西国をにらむ天下普請の彦根城」「平城で五重六階をもつ唯一の天守、松本城」「三度の戦いを生き抜いた犬山城」という三城の歴史物語のほか、最新の調査報告、市民による城の保存活動など、他の城本とはひと味違った内容を収録しています。

■目次

・はじめに 西村幸夫

・第一章 日本の城考

 城と天守の歴史・様式・技術 国宝四城を世界遺産に 麓和善

 日本の城 廃城令から世界遺産まで 五十嵐敬喜

・第二章 座談会

 「世界に類のない巨大建築はなぜ建てられ、残されたのか

 彦根城、松本城、犬山城の世界遺産登録に向けて」

 五十嵐敬喜+岩槻邦男+西村幸夫+麓和善+松浦晃一郎+矢野和之

・第三章 城の歴史と国宝三城

 叙事詩の如く 巨大で美しい建築の歴史 矢野和之

 西国をにらむ天下普請の城 彦根城の築城 谷口徹

 平城で五重六階をもつ唯一の天守 松本城の歴史と保存

 後藤芳孝+桑島直昭

 三度の戦いを生き抜いた城 犬山城の歴史と保存 川島誠次

・第四章 総論・世界遺産登録へ向けて

 日本の近世城郭の「顕著で普遍的な価値」とは何か 西村幸夫

著者:五十嵐敬喜、岩槻邦男、西村幸夫、松浦晃一郎

出版社:ブックエンド

サイズ:A5

ページ数:167

発行年:2014.03