
BIOCITY ビオシティNo.74 エコロジカル・デモクラシーのデザイン 世界をつなぐ15 の原則
まちづくりの世界的潮流として注目される「エコロジカル・デモクラシー」(エコデモ)を特集。提唱者のランドルフ・ヘスター教授(カリフォルニア大学)は、「社会を直すと自然が治り、自然を直すと社会が治るという、不思議な回路を意識し、制度や事業に採り入れることで、都市や世界に働きかけるデザイン」と説明する。
本特集では、エコデモに共感し、都市デザインに取り組む専門家が事例を紹介。2020に向けた東京や、東北の復興再生にも働きかける。
■目次
・巻頭言「エコロジカル・デモクラシーとは何か?」
序文「エコロジカル・デモクラシーのデザインが創りだす未来」
基調論文「コミュニティー・デザインからエコロジカル・デモクラシーの都市デザインへ」
「エコデモ、日本のまちづくりと出会う」
「『エコロジカル・デモクラシーのデザイン』を読む」
・Part I エコデモの空間・地域デザインへの波及
「変わる都市計画 エコデモの萌芽となる新たな動き」
「水と自覚の都市デザイン」
「世界にみるエコロジカル・デモクラシーの潮流 ブラジル・クリチバ市の事例より」
「自然が都市にくれるもの:市民参加のフレームワーク」
「狭山丘陵の開発史にみるエコロジーとデモクラシーの相互作用」
・Part II エコデモの現場への刺激
「金沢・能登 寄り合いと美しい風景」
「世田谷 まちづくりの生態系」
「前橋 水の教え、地の歴史、食の宴」
「東アジア 渡り鳥が描くエコデモ」
「山古志村 限界を越えて、つながる」
「横浜 金沢シーサイドタウン×エコロジカル・デモクラシー」
著者:
出版社:ブックエンド
サイズ:B5
ページ数:127
発行年:2018.04