
劇場建築とイス 客席から見た小宇宙 1911-2018
日本で初めて劇場イスを製作した企業の写真アーカイブから、日本を代表する劇場・ホール約60館を選び、約500点のカラー写真で紹介。
1911年竣工の帝国劇場から 2018年竣工の最新事例まで、約100年にわたり日本の舞台芸術を担ってきた施設を収録。世界的な建築家をはじめとする設計者が舞台と観客をつなぐため創意工夫を凝らした空間デザインの数々は、日本の劇場建築における歴史的変遷や、新しいデザイ ン潮流を俯瞰する貴重な資料となっている。
■目次
第1章「施主の時代」から新しい展開へ
1911~1989年竣工
東京文化会館、帝国劇場、大阪市中央公会堂
ロームシアター京都、日生劇場、国立劇場
国立能楽堂、熊本県立劇場、サントリーホール
オーチャードホール
第2章「芸術家の時代」の開花
1990~1998年竣工
彩の国さいたま芸術劇場、東京芸術劇場
愛知県芸術劇場、浜離宮朝日ホール
鎌倉芸術館、横須賀芸術劇場
東京国際フォーラム
シンフォニア岩国 山口県民文化ホールいわくに
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
なら100年会館、札幌コンサートホール Kitara
横浜みなとみらいホール
滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール
第3章「観客の時代」の始まり
2001~2010年竣工
可児市文化創造センター ala
茅野市民館、石川県立音楽堂
北九州市ウェルとばた、国立劇場おきなわ
北九州芸術劇場、ミューザ川崎シンフォニーホール
まつもと市民芸術館、酒田市民会館「希望ホール」
高松市文化芸術ホール(サンポートホール高松)
兵庫県立芸術文化センター
都城市総合文化ホールMJ
三原市芸術文化センター「ポポロ」
大船渡市民文化会館・市立図書館「リアスホール」
渋谷区文化総合センター大和田
大阪新歌舞伎座
島根県芸術文化センター「グラントワ」
第4章「創客の時代」へ
2011〜2018年竣工
釜石市民ホール TETTO、由利本荘市文化交流館 カダーレ
新潟市江南区文化会館、新潟市秋葉区文化会館
フェスティバルホール、上田市交流文化芸術センター
ウェスタ川越
勝浦市芸術文化交流センター キュステ
くれ絆ホール、ビッグルーフ滝沢
香椎副都心公共施設「なみきスクエア」
白河文化交流館コミネス
荘銀タクト鶴岡(鶴岡市文化会館)
静岡県富士山世界遺産センター
日本青年館ホール
越後妻有文化ホール・十日町市中央公民館「段十ろう」
札幌文化芸術劇場hitaru
著者:コトブキシーティング・アーカイブ 企画
出版社:ブックエンド
サイズ:B5変
ページ数:264
発行年:2019.12