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芸術批評誌REAR(リア) 33号 土のしごと

セール価格 495円(税込)

土はもっとも身近で、当たり前にある自然のひとつ。一方で、その土地に固有な風土、文化、歴史を創りあげてきた。およそ百万年前に消えた東海湖が残した産物である粘土をもとに、多数の窯業地を抱えた中部地域。それ自体としては表現をしない土を、人は焼くことを通じて「かたち」を与えた。

■目次

・土と表現、そして建築  インタビュー:藤森照信

・多治見市モザイクタイルミュージアム タイルと土への思考  村山閑

・瓦のある風土 土の層を見据える  インタビュー:山田脩二

・土の建築:版築のたのしみ  畑中久美子

・汗かく住まいづくり  浅野未紗子

・タイル新生史→名古屋陶磁器会館  村瀬良太

・「建築装飾としての陶板・タイルが生きる街を記録と記憶に残すプロジェクト」の経緯・現況・展望について  竹多 格

・陶と土 岡本太郎のモザイクタイル壁画  佐藤玲子

・土の摂理に委ねる  味岡伸太郎

・砂とラピスラズリ  尹煕倉

・益子・瀬戸・民芸─「土的なもの」の広がり─  濱田琢司

・「陶土(つち)」というもの  糸魚川淳二

・土から生えたか 文化資本としての土 2008「土から生える」展を振り返って  安藤雅信

・土を教えること~多治見工業高校専攻科の今~  伊村俊見

・美濃焼業界と教育・試験研究機関の歴史および展望  立花 昭

・土と試験場―産業と美術、その融合と乖離―  宮田昌俊

・瀬戸のやきものと土  服部文孝

・土から始まる 「美術館」へ、あるいは「資料館」へ・「愛知ノート」展  天野一夫

・愛知県陶磁資料館/愛知ノート/愛知県陶磁美術館  大長智広

著者:

出版社:リア制作室

サイズ:A5

ページ数:132

発行年:2015.05