
商店街コミュニケーション
「自分たちが住みたい街は自分たちでつくる」。再生のカギは商店街で買い物をした経験もあまりない育休中の女性とその子どもたちだった。
商品マーケッターから商店街アドバイザーに転身した著者が展開した約10年にわたるプロジェクトの一部始終を、その目的と手法の詳細もつまびらかにしながらまとめた一冊。
いまや衰退の一途をたどっている商店街だが、コミュニケーションのハブとして再注目されはじめている。そこを舞台に育休中の女性たちが街の店主や仲間と出会い、つながり、ともに小さなプロジェクトを繰り返すことで新たな力と自信を付けていく様子も描かれる。
著者:西本則子
出版社:ぶなのもり
サイズ:四六
ページ数:224
発行年:2022.02